© OUTANO KYOSHITSU

ESSAY

  変速エッセイ 12--- 2004/11/20


            「…」の状態 --思考がとまるとき

                         

 お久しぶりです!エッセイを掲載するのは何ヶ月振りでしょうか?

 その間に私がしていたのはレッスンと歌う事。そうです、いつもの日々です。

 でも考えてみると10年前には考えられなかったので世の中先のことはわからないものです。

 さて今日の話題は「…」。これは思考が止まる事を意味します。

 昔は繊細で深く落ち込む時期もあったわけです。でもここ数年はなかった気が…。

 どうしていいかわからないほどの事には出会っていなかった気がします。

 ところがまた「…」が登場して来ました。

 久しぶりなので自分でも驚く程戸惑ったり投げやりになったり、ネガティブな状態になりました。

 でも昔と違ってその状態は長くは続きません。

 そのきっかけはちょっとした他人の言葉だったり、押し寄せてくる現実だったり、とさまざま。

 とにかく一度は落ち込むのですが気付くといつもの自分に戻っています。

 このいつもの自分にもどるというのが昔と違うのかなと思います。

 昔は「いつも」はなくて上がったり下がったりをただ繰り返していました。

 結婚して生活の基盤が出来た事も少なからず影響していると思うのですが、

 一番の大きな原因は音楽に関わっている時間が「特別」時間ではなく、

 「日常」になったからではないかなと思います。これって大きなと。

 ここ数年で教える事は日常になっていたのですが、この1年で歌う事が日常になりました。

 多分「…」は自分の中の新しい壁。

 いつか乗り越えてそれが日常になって行って、また新しい「…」に出会うのだなと思います。

 これをずっと繰り返して行くのかもしれません。今みなさんの目の前には「…」はありますか?

 私は目下「…」に精一杯立ち向かっているところです。

                                                                                            misuzu

outano-kyoshitsu