ESSAY

  変速エッセイ 23--- 2009/1/2


            心のレッスン メンタルのトレーニング

 

 昨年の大晦日に本屋さんに行きました。音楽関係の書籍のなかで目に留まった本があります。

 「演奏家のための心のレッスン」というアメリカ人の方の書いた本を翻訳した本です。

 とにかくその「こころのレッスン」という言葉に思わず本を手にしました。

 内容をかいつまんで書くならスポーツ選手の為のメンタルトレーニングを音楽の演奏家の為に

 応用発展させた本、といった感じでしょうか?

 常日頃精神的な問題で音楽的な壁を乗り切れない場面をたくさん見て来ました。

 肉体的な変化だけではこころはかわらないというのが今の実感です。

 実際にあることで本人の意思が伴わない形で肉体改造された人が心と身体の不一致に苦しむ

 姿も見た事があります。実はその人は5年経った今も苦しみ続けています。

 まだ全てを読んでいるわけではありませんが、なんとなく感じるものがあります。

 いい学習や練習をするためには「脳のある部分が動く事が鍵」なんではないのかと思うのです。

 でその部分を使う訓練つまりトレーニングが必要じゃないかと。

 それともうひとつ、実は5年前に買ったもう一冊の本があります。

 それはボイストレーニングの中でも特に声を解放する為に書かれた英国人ボイストレーナーの

 の本でこちらはかなり身体を使うのですが、実はこころの問題を一番最初に扱っています。

 これは今年のテーマだな、そんな事をこの本との出会いで感じました。

 で今年のレッスンのテーマは「こころのトレーニング」と「表現のトレーニング」。

 表現のレッスンは難しくて時々生徒さんと心がずれていると感じることがあります。

 表現自体が言葉にしづらい感覚的なものだからなのかもしれませんが、難しいです。

 でもまずはレッスンの為でなく純粋に自分の為にこの2冊の本を読もうと思います。

                                                                                           misuzu

outano-kyoshitsu