ESSAY

  変速エッセイ 27--- 2009/9/18 


            〜変化に対応する為に〜


 リハーサルをしていて思う事がある。変化に対応出来る人と出来ない人がいる。

 自分もかつては変化に対応して出来なかった時期があるのでよくわかるのだが、

 自分の歌いたいテンポや展開なんてなかなか口には出来ないものだ。

 なぜならそれは生での演奏に限られるから。

 ギターであれ、ピアノであれ、バンドであれ生の演奏と一緒に歌うからこそのことなのだ。

 でも楽器の人は聞くのだ。テンポはどうする?このコードで大丈夫?構成は?

 歌の人と楽器の人の立場が違う訳ではなく、歌の人の人の関心が楽器にないのだ。

 もちろん全ての人にではない、逆に歌に興味のない楽器の方もたくさんいるので。

 ただ思うのだ。全ては経験。

 聞かれて初めて自分がわかっていなかった事がわかる。全てはそのあと本人がどうするかだ。

 そのまま知らないままで歌い続けるか、知ろうとするか。

 知らないまでも変化に慣れようと努力するか?

 生の演奏は動くのだ!揺らぐのだ!だから変化は悪い事ばかりではない。

 リハーサルと本番では音の聞こえ方が違う。お客さんが入ると響きが変わるからだが

 それも会場が変わるとやはり違うのだ。だから一回一回が真剣勝負! 

 構成は事前打ち合わせが出来るがテンポは変わるものだ。

 えーこんなにゆっくり!とか速い!とは日常茶飯事。

 もちろんテンポは練習の時と同じがいいし、コードも弾き方同じだと嬉しい。

 でももし変化に対応出来れば、音楽はもっと楽しくなる。

 ○○のジャズアレンジとか○○のボサノバ調、ロック調etc…。

 ただ原曲のアレンジが好きなときもあるのだ。古い曲にはこのアレンジがいいという曲も多い!

 だから決まったアレンジも好きなのだ。

 スタンダードな曲はすでに色々な形にアレンジされているから原曲はなくなっているし…。

 自分がどうしたいかは必要!(その意見が通るかどうかは別だけど)

 そしてテンポやアレンジの変化にある程度対応する為には生の演奏での経験が必須!

 もしやる気があるならコードや楽器を習得することもいいと思う。

 フェイクは練習、他の人のコピーをするのもいい、いろんな音楽に触れることも大切。

 私のお勧めはとりあえず生で演奏をすること。自分で曲を決めて練習に望んでみる。

 出来ればコンサートも企画しよう。じっとしていても変化に対応出来ないから。

                                                                                            misuzu

outano-kyoshitsu