表現のために-1

    

表現に必要なものは「心と身体」そして「感性」。

 その一つずつのパーツの出来と組み合わせとバランスで表現が出来上がります。

 例えばパーツ自体が安物でも組合わせ方が面白ければいい出来の時がありますし

 パーツがどんなに高いものでも組合わせ方が悪ければちっともいい出来にはなりません。

 パーツの特性を知りそれを生かす組合わせが出来た時に最高のものが出来ます。

 ただ心も身体も時がたてば変化します。

 だからいいバランスとはそのときどきで変化するものなのです。

 そのことをいつも頭に入れておく事が大切です。

 今出来る事、今だから出来る事、今は出来ない事、それぞれを把握しておくことが必要です。

 レッスンは身体を鍛えるものであり、心は自分自身、感性は磨くもの。

 レッスンで身体を鍛え、いつも自分を見つめ、感性を磨く努力をする。

 その上で組合わせ方やバランスの勉強をしましょう。

 

 今のあなたはどこにいるのでしょう?

 今何をやっていて何をやっていませんか?

 これからそのことをじっくり考えてみます。お付き合い下さい。

                                                                                           misuzu

  表現のために-2

    

 部屋の電気を消し、小さなライトや蝋燭を灯してみましょう。

 そんな小さな事で想像力や集中力が何倍にも上がります。

 静かな一人の時間は表現の為のヒントに満ちています。そして現実を離れてみます。

 小さな灯りだけの世界は現実の世界から遊離し想像の世界です。

 蝋燭の灯りに揺れる世界は蛍光灯の下では見えない別の世界です。

 見る力、聞く力、そして感じる力、つまり感覚は普段の生活から少しずれた所にあります。

 でも全く違うところにあるのではありません。

 いつものものや場所が違って見える、聞こえる、感じるという事なのです。

 歌いたいと思っている曲を聞き続けます。

 ヘッドホーンをはずしてスピーカーで聞いてみる。

 カーステレオをやめて家で聞いてみる。

 そんなことでも同じ曲が全く違った曲に聴こえてくるものなのです。

 「いつもとシチュエーションを変えてみる。」

 最初は何も変わって見えない聞こえないが続くかも知れません。

 でもいつかその暗闇に心と身体が慣れたなら違って聞こえる時がやって来ます。

 焦らず楽しみながら続けること。バリエーションはたくさんあります。

                                                                                           misuzu

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