ONLINE 33 日常の中の表現レッスン
特別なレッスンではなく毎日の生活の中で表現をするためのレッスンをしてみましょう。
日常の中で表現のレッスンをするにあたって重要なことは、
感性のモードを切り替えてあくまで日常の中で違うモードに入り込む事です。
最初は自分の部屋から始めましょう。
まず部屋の明かりを消して小さな明かりだけにしてみます。それだけで集中力が上がります。
日中ならカーテンもドアも閉めて小さい空間にします。
歌ってみましょう。
次は逆に広い空間、例えば学生なら体育館のような広い空間に行きます。
端から端まで歩いてみましょう。次に中央に立ちます。
さらに入り口に立って全体を見回します。出来るなら各場所で歌ってみましょう。
この閉じられた部屋の中、体育館の中央、体育館の入り口。
それぞれの空間で私達の感性は違ったものを感じます。同時に歌も変わります。
でも感じるものも、歌も同じだったら、あなたの感性は鈍っています。
人は環境が変わると感じる感覚も変わるのです。
色々な場所に行ってその場所を感じてみましょう。
その内に違いを感じるようになってきます。
さてこのレッスンのヒントはいつもの場所を特別な場所にする事です。
日常の中で使っている感性のモードから感性の鋭いモードに切り替える必要があります。
テンションが高いとかモチベーションが高いという言葉をよく聞きますが
最近はスポーツ選手が多く口にしていますがそれもモードの切り替えの一つです。
でもいつも感性をするどくしていると疲れて消耗が激しいので、
ほどほどを心掛けてくださいね。
misuzu